報道に騙されてない?

今日は賃金について気になる視点から。

物価上昇、賃金上昇が報道される中、街の声でよく聞かれるのが、「大企業だけが恩恵を」ですよね。

厚生労働省が毎年発表している 賃金構造基本統計調査(令和5年)によると、企業規模別統計結果から真逆なことが分かりました。

賃金上昇率について、大企業 -0.7%  中企業 2.8%  小企業 3.3%。

すなわち 大企業が賃金マイナス、中小企業が賃金上昇が起きています。 元水準が低い中小企業は確かに上昇率が高くなる傾向であることは間違いないです。 そうしないと人が集まらないから。でも結局それって中小企業の利益の圧縮につながってしまうジレンマ。

今月実施の定額減税はおそらく貯蓄へ回るでしょう。もっと(減税分の)お金を使った人が得をする政策ないのかな。。。。減税分を使ったらマイナポイントでバック。とか。

感情論と理論論その3

まだまだ、謎が解けないので、第3弾。

ここまでは感情論者と理論論者の行動にフォーカスしてきました。ここからは、いよいよ?(笑)論じる、考え方について、シフトしてみよう。

感情論とは、その時の感情に基づいて物事を判断したり、意見を述べたりする考え方や議論のスタイルを指す。周りの意見、考え方、建設的な意見、論理的な根拠や事実よりも、個人の感情や感覚に重点を置くことが特徴である。特に価値観や道徳観といったことを論ずるときは、感情論になりやすい。

とくに価値観を論理的に説明するには、その価値観がどのように形成され、どのような根拠に基づいているのかを明確にすることが重要かと思う。価値観は、文化、経験、教育、宗教など多岐にわたる要因に影響されます。論理的に価値観を説明する際は、次のようなステップを踏むことが良いのかと。

  1. 価値観の定義: 価値観が何を意味するのかを明確に定義します。例えば、「公正」とは何か、その価値観がどのような行動や判断基準に影響を与えるのかを説明します。
  2. 価値観の起源: その価値観がどのような背景や文化から来ているのかを探ります。例えば、ある文化では家族を重視する価値観が強い場合、その背景にはどのような社会的、歴史的要因があるのかを説明します。
  3. 理論的根拠: その価値観が合理的や道徳的にどのように正当化されるのかを論じます。たとえば、個人の自由を尊重する価値観は、自由主義の理論によってどのように支持されるかを説明します。
  4. 実用的意義: その価値観が現実の問題解決にどのように役立つのか、具体的な例を挙げて説明します。たとえば、公平性を重視する価値観が、法律や政策の形成にどのように影響を与えるかを考察します。

これらのステップを通じて、価値観が個人的なものではなく、より広い社会的、理論的文脈においてどのように機能しているかを論理的に説明することができます。

道徳観は、個人や社会が正しいと考える行動や価値観に関する理論や信念体系です。この観点から、倫理学の枠組みは様々な理論で構成されています。

主な理論には以下のようなものがあります

1. **功利主義** – 行動の結果が最大多数の最大幸福をもたらすかどうかで道徳的価値を判断します。

2. **義務論**(カントの道徳哲学)- 行動が普遍的な法則として採用可能かどうか、または義務として認識されるかどうかで道徳的価値を評価します。3

. **徳倫理学** – 個人の性格や徳がどのように行動を導くかに焦点を当て、良い生き方や人格を重視します。

4. **契約理論** – 社会契約や合意に基づくルールがどのように道徳的規範を形成するかを探求します。

5. **ケア倫理学** – 対人関係や相互依存を重視し、他者への配慮やケアを中心に道徳を考えます。

これらの理論は、何が道徳的に正しい行動かを決定する際の指針を提供し、個々の行動や社会的な決定がどのように評価されるべきかを考察するための基盤を形成します。それぞれの理論は異なる側面を強調し、道徳観に対して独自の視点を提供するわけですが、書いている自分でもなんだか良くわからなくなってきました(笑)

これら感情論的部分を理論的に説明してきたわけですが、それ自体が理論論なのかと。

感情論を理論的に考えることでより感情論か見えてくるのかと。

つづく。。

感情論と理論論②

前回の続き。

このところ色々環境を変えようとしている筆者は色々考えてしまう今日このごろです(笑)

さて、前回の続き。

感情論と理論論の境目については、その主張や議論がどのように構成されているかによって異なってくるのかと思います。

感情論は、個人の感情や直感に基づいて意見を述べる方法です。これに対し、理論論は、論理的な推論や事実、証拠に基づいて意見や結論を導く方法です。

たとえば、ある社会問題について「とても悲しい、だから変えるべきだ」と述べる場合、それは感情論に基づく主張です。一方で、「研究によると、この政策が原因で問題が悪化しているため、変更が必要である」とする分析は理論論に基づく主張と言えます。

境目となるのは、主張が感情の表出に重きを置くか、それとも客観的なデータや論理に重きを置くかによります。どちらの要素も重要ですが、議論の文脈や目的に応じて適切なバランスを見極めることが求められるのと。

結局、本来は感情で話をしたくても「感情」で物を言うなと言われないために「理論」で話をされた場合、表面的には理論的な人だと思われがちだが、その裏では感情を伝えるための1つの方法てある事も言える。

すなわち、目に見えるものが全てではなく、グローバルな視点、角度から捉えることがいかに大切なのか、それを考えさせられた1日でした。。。

つづく、、、かも(笑)

感情論者と理論論者

先日、「感情論」について尋ねられ(笑)(図ったなって思いつつ)

あの日から例え話でも表現できるものがないか、ソコソコ考えるようになってしまいました。

単に感情論だけ考えると余計に頭が回らないので、感情と理論の比較で見てみることにした。

メガネかけてる人とサングラスかけてる人の言い合いで考えてみよう。

A:メガネ

B:サングラス

A 「おい、B、サングラスなんかかけてカッコつけてんじゃないよ」

B 「Aさんは、こんなに太陽が出ていて眩しくないのかい? 私は目を保護する意味でもサングラスをかけているんですよ」

A 「メガネ外すと見えないんだよ!」

B 「最近では、度付きのサングラスもありますよ。現に私のかけているのは、度付きのサングラスです」

A 「うっさいわ! そんなもん、カッコつけに度をつけただけやろ。 もうええわ。雨降ったり、太陽出てなくてもずっとサングラスかけてろや」

B 「サングラスっていうくらいなんで、太陽出てない時や夜はメガネですよ(笑)」

A 「しるか!」

と、このように思うがままに相手に感情をぶつけますが、立ち位置が怪しくなると話を変えてくるのが感情論者の特徴。他方理論論者は、的確に冷静であるのかと。

また、理論論者であっても、またには、人に期待したい、当てにしたい、信じていたい、信じたくない、などを理論的に考えることで、現実逃避行動に駆られることがある。そういった側面では、誰もが感情論者の特徴も持ち合わせているのかもしれない。

まとまらないので(笑) 後日へつづく。。。

ダイバーシティについて考えてみよう

ここ数年、何かと耳にしたり目にしたりするようになっている言葉の一つに「多様性」がある。英語にすれば「diversity」今日はここをテーマに考えてみようと思う。

表層的×深層的

ひとえにダイバーシティといっても、一般的には「ある集団の中に異なる特徴特性を持つ人がともに存在する」だったり「互いに異なる多くの人や物の集まり」といった定義である。自然界では「生物多様性」、社会的観点からは「LGBTQ+や、障害」といったマイノリティ(少数派)の観点から使われることが多い。 社会的マイノリティには目に見えるもの例えば、性別、人種、国籍、年齢、障害、性的指向など表層的なものがある一方で、価値観、宗教、嗜好、教育論など深層的なものがある。 この表層的ダイバーシティの掛け算、足し算、割り算、引き算などで、深層的ダイバーシティが形成されていくものと考えられる。


個々の多様性と社会的関係性の多様性の観点

個々の内面や人間性は、これまでの人生で出会った人や経験してきたことにより形成されると考えるならば、それぞれに個々の側面があることになる。 いわゆる「個のダイバーシティ」を作り上げている。

社会的観点からは、これらの個々が関係を持つことで形成されると考えられるので、家庭・友人・地域・会社・趣味の世界など様々なコミュニティにおいて、人とのつながり方にも何通りの種類が生まれる。このような観点から人との関係にも多様性があると思う。これを「社会的関係性のダイバーシティ」と表現できるのではないだろうか。

ヒトコトでダイバーシティ、多様性といっても、それは様々な角度から観察をしてみないと見えない部分が多い。自分が他と変わっているのか、自分がマイノリティなのか、自分の周りがマイノリティなのか、様々な視点から自分を観察してみることで多様な一人の人間であると分かってくると思う。

ダイバーシティを考えるとき、自分がマイノリティではない、すなわちあらゆることでマジョリティ(多数派)であると思いこまないことは大切なことだと思う。


ダイバーシティ、多様性のマイノリティの列挙

ここ数年、このダイバーシティを問題とする傾向にあるが、人類みんなに多様性が存在する、すなわち人類の存在自体がダイバーシティであると考えられるから生じるコンフリクトかと思われる。

例えば、左利き、性的、障害、民族、国籍、貧困、宗教、言語、働き方など考えれば考えるほど正解は見当たらない。少数派を保護することが解決につながるとも思えない。少数派を保護することで多数派の考え方をどう保護するのか。権利のバランスは大切である。 すなわちマイノリティが強くなることでマジョリティとのパワーバランスが崩れることは、また違ったコンフリクトの発生を誘発すると考える。


ダイバーシティ問題の発生原因と解決

なぜこのようなダイバーシティ、多様性問題が発生するのか。難しく考える必要は無く、個々の心理的要因、知識・経験の不足、社会のシステム的要因が関係していると考えられる。

①心理的要因の解決

前述したように、自分自身を観察することで個々が認識のギャップに気づくことが大切である。これができるようになること、しようとすること、気づくことがまず第一歩であると考える。

②知識・経験からの身につけ

ダイバーシティ、多様性について考えること自体は悪いことではないが、マイノリティだけがクローズアップされ断片的な知識や経験が先に身についてしまい、間違った認識が生まれてきたように考えられる。メディアもマイノリティばかりを取り上げるのではなく、マジョリティとの比較を報道すべきかと思う。

③社会的システム

いわゆる最近流行の SDGs教育がこれである。 マイノリティ×SDGs目標を正しく理解することで、マジョリティが正しい、マイノリティが正しいといった考えではなく、平等に社会・経済・政治に参画できるシステムの構築が重要である。 政治的決定は多数派の意見が通るのは資本主義社会、多数決の原則であるからここには大きな問題は存在しない。大切なのは、多数派であっても、マイノリティがどのような考えを持っているのかを知ることで、ものごとを見る、視野を広く持つことだと思う。 

SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省 (mofa.go.jp)


これからの課題

つらつらと書きましたが、個々の多様性を認識することがあらゆることの解決への第一歩だと思う。常に自分自身が、マジョリティだと思いこまないこと。その中で自分の役割を考えていくことの大切さ。 それぞれが存在する意義、理由があると前提をもって生活してみよう。(あんまり考えすぎると疲れてしまうので、ふとした時に思えば良いと思う(笑))

次回 Freedom of Movement について考えてみようかと思う(いつになるかわかりません)

“北海道の夏の過ごし方 – 涼しさを求める旅行者必見!”

北海道の夏は他の地域と比べて涼しいと言われていますが、本当なのでしょうか?この記事では、北海道の夏の魅力や涼しさを求める旅行者に向けたおすすめスポットをご紹介します。

北海道の夏の特徴と気候について 北海道は夏でも涼しいと言われる理由や、気候の特徴について解説します。涼しい風や爽やかな気候が北海道の夏の魅力の一つです。

涼しさを楽しめる北海道の観光スポット 旭川の旭山動物園や富良野のラベンダー畑、函館の五稜郭など、涼しさを感じられるおすすめの観光スポットを紹介します。自然の中で涼を求める旅行者にはぴったりの場所です。

涼を求める方におすすめの北海道グルメ ジンギスカンや海鮮丼、ソフトクリームなど、北海道ならではの涼しさを感じられるグルメをご紹介します。地元の食材を使った美味しい料理を楽しんでください。

北海道での過ごし方のポイント 北海道での夏の過ごし方についてのポイントをまとめました。観光スポット巡りやアウトドアアクティビティ、地元のイベントなど、北海道ならではの楽しみ方をご紹介します。

北海道の夏は本当に涼しいと感じられる場所がたくさんあります。涼しさを求める旅行者にはぴったりの穴場スポットも見つかるかもしれません。ぜひ、北海道の夏の魅力を満喫してみてください。


“組織の革新:ティール組織の理解”

最近ヒエラルキーという言葉をよく聞くようになったけれど、ティール組織論というものもあったなあと・・・・

 逆三角形型組織、あるいはフラットな関係性というのだろうか。私はこれをもう何年もやってきている。

伝統的な階層的な組織構造に対するティール組織の概念

 上司が部下を評価や管理しない、自分で報酬額を決めたり、組織運営のセオリーとは真逆の発想。

ティール組織では次の3つの能力が必要となる

1.セルフマネジメント能力

2.個人の尊重、受容能力

3.組織の存在目的の追求能力

当然いきなりの移行は難しいと思う。 少人数組織の私の職種だからできることかもしれない。組織人員が多ければ多いほど移行は難しいと思う。では「プレティール組織」という名のもとに既存の組織からの進化を考えていくのが良いのではないだろうか。

今後の日本、組織というものがどう変わっていくのか見ものである。

選挙割の考え方

選挙における利害関係誘導とは?投票する際に考えるべきポイント

選挙において、利害関係誘導は重要な要素の一つです。投票をする際には、しっかりと考えなければなりません。本記事では、選挙における利害関係誘導について解説していきます。

選挙における利害関係誘導とは、候補者や政党が選挙戦略を展開する際に、有権者に対して自身の利益や関心事を刺激し、特定の政策や候補者を支持するように誘導する手法のことです。これにより、有権者は自身の利益や関心事に基づいて投票することが期待されます。

利害関係誘導は、選挙戦略の一環として行われますが、その影響は大きいです。例えば、経済政策に対して関心が高い有権者に対しては経済成長や雇用創出などの政策を訴求し、支持を得ることを狙います。一方で、環境問題に対して関心が高い有権者には、環境保護や再生可能エネルギーの推進などを重点的にアピールすることで、支持を集めようとします。

利害関係誘導を考慮する際には、いくつかのポイントがあります。まず、自身の利益や関心事についてしっかりと把握することが重要です。自分が何を求めているのか、何に関心があるのかを明確にすることで、誘導による影響を受けづらくなります。

また、利害関係誘導によって提示される政策や候補者に対しては、批判的に考えることも必要です。誘導の目的は支持を得ることですが、必ずしも自分の利益に合致しているとは限りません。そのため、公約や政策を客観的に検証し、自身の判断で投票することが重要です。

実際の選挙でも、利害関係誘導による影響は見られます。例えば、経済政策においては、景気回復や所得増加の実現に期待して投票する有権者が多いです。一方で、社会保障政策においては、高齢者や障がい者などの支援が充実している政策を求めて投票する有権者もいます。

とここまでは一般的な利害関係。 最近では 「選挙割」といった投票証明書を持参すれば飲食店などで割引サービスが受けられるといったものが出てきている。これに対して公職選挙法で禁じられている利害関係の誘導に当たるのではないかという議論が起きている。とあるラーメン屋では替え玉1玉無料サービスなどがあった。 投票率を上げる目的で官民が考えた施策だと思っていたが、ここにきて利益誘導の話。 選挙が近いのか。 投票率が低ければ低いほど、○○党に有利とかが存在すれば、それは報道を利用した誘導なのかもしれない。

選挙における利害関係誘導は、投票行動に影響を与える重要な要素であることがわかりました。投票する際には、自分の意思をしっかり持ちつつも、周囲の影響も考慮して行動することが大切です。利害関係誘導が行われていることを認識し、自身の利益や関心事を考えながら投票することがなによりも大切である。

自分たちを越えていく

チームスローガンってつくづく良きセリフがあるなぁと思えた1日。

きっと、今日が良い日と思えたので明日も良い日であると、願いたい。

〜プロ野球 千葉ロッテマリーンズ 2024年スローガンより〜

6月からの定額減税

賃金上昇が物価高に追いついていない国民負担軽減のため という目的で始まる定額減税。所得税3万円、住民税1万円。

新入社員は1年目は住民税 0円 だし どうなるのかと思ってたら、どうやら所得税同様、来年給付で戻されるようですね。 これは解決。 

次に実務的な面での注意点

  • 6月1日時点での在職者でかつ扶養控除申告書を提出している者が対象
  • 6月2日以降の入社、扶養控除申告書未提出者は年末調整で一括清算
  • 引ききれない部分がある時は、端数切り上げで個人へ自治体を通じで現金給付

総務部、実務者研修必要かもですね。

端数切り上げ給付:引ききれない額が11,000円でも2万円給付される仕組み。引ききれない額が19000円でも1100円でも2万円給付されるという。