大納会

昨日、日本の株式市場2023年は大納会を迎えました。

1月からの上昇率は、28%(34年ぶりの高値)だそうで。

割合だけ聞くと大きく見えますが、10000円の28%と20000円の28%では違うので

検証してみましょう。

金額
20232583.93円3364.17円7369.67円28.2%
198930159.00円38915.87円8756.87円29.0%
198821551.20円30159.00円8595.00円39.8%
198613130.37円18701.30円5587.98円42.6%
19722712.31円5207.94円2494.20円91.9%

上昇率だけで見ると1986年の42.6%が非常に大きく見えますが、金額ではそれぞれ違いが分かりますよね。 1972年は番外編でのご紹介(笑)

ただここで注意しないといけないのが、比較の対象が同じ銘柄225種ではないということ。

業種も銘柄も違う平均値の比較なので、このところの報道に惑わされないように、自分自身で研究は必要ですよ。

ユニクロ(ファーストリテイリング)の動きが日経平均のウエイトを大きく占めているとか。。。。その時代時代のブーム、流行り、自分の目で見て考える。 来年もそんな旅をしてみたいものです。

それでは 良いお年をお迎えください。

まだある社内財形貯蓄・・・

20年前くらいまでは社内財形のある会社はイイネといわれていましたが、最近減ったなと感じて調べてみたら、数字の上でも減っていました。

導入企業数が減っていたんですね。   ここでおさらい。 

財形貯蓄制度とは、会社員の給与から毎月一定金額を天引きして、勤務先が提携する銀行に送金していく任意加入の貯蓄制度です

財形貯蓄制度を導入している企業に勤めている人しか利用できませんが、毎月の給与から天引きという形で貯蓄をしていくことから自動的かつ確実に資産形成ができます。

そのため、手元にお金が残っているとすぐに使ってしまう人や、貯金が苦手な人におすすめです。

財形貯蓄制度は、貯蓄した資産の使用目的に応じて3つの種類に分けられています。

1.財形住宅貯蓄

2.財形年金貯蓄

3.一般財形貯蓄


1.財形住宅貯蓄は、

要件を満たした「マイホームの建設や購入、リフォーム」といった住まいの資金作りを目的とした財形貯蓄です。

マイホームの建設や購入、リフォームなどの要件がありますが、積立期間が5年以上であること550万円までは利息にかかる所得税が0円などの特徴があります。

2.財形年金貯蓄は

60歳以降に年金として受け取ることができ、「老後の安心した暮らしを送るための資金作り」を目的とした貯蓄制度です。

財形年金貯蓄は、財形住宅貯蓄と合わせて550万円までの元本にかかる利子が非課税となります。

3.一般財形貯蓄

使用目的を定めず自由に使えるお金として貯蓄をしていく方法です

たとえば、結婚・出産・育児などのライフイベント、突然の病気やケガ、車の購入や旅行費用など、幅広い目的で貯蓄したお金を使うことが可能です。

原則として3年以上は定期的に積み立てていく必要があり、貯蓄開始から1年が経過するといつでも自由に払い出しができるようになります。

とはいっても、ただ積み立てるだけでは増えません。 増やそうと思うなら、裏返しの減るリスクも許容しながら、iDeCoという選択肢もあります。また、2024年からは新NISAもスタートしますし、選択の幅は広がりますね。 FIRE なんて言葉も最近では聞かれるようになりましたが、簡単ではないです。

Financial Independence, Retire Early

略して、FIRE

年間生活費の25倍の貯蓄があればどうにかなるという考え。

月25万の支出なら年間300万・・・×25倍なので、7500万・・・・

生活レベルを落とせばそんなに貯蓄いらないとい考えもあり、月15万で年間180万×25=4500万。

それでもそこそこツライかも。

例えば毎月3万円でも、15年間・年利7%運用でコツコツ積立投資を続けていけば、単純計算で15年後には約950万円(元本540万円)、20年後には約1,560万円(元本720万円)ほどに・・・・皮算用かもしれませんが、相場の変動でひどい時期に巻き込まれたら増えないこともあります。4500万ってことは月3万の3倍、月9万円も貯蓄に・・・現実問題無理なのがほとんど。

そもそも月の貯蓄ができるまで収入が安定しないと。無理やり貯蓄に回して、生活できないのは本末転倒(日本人の風土)。

 アメリカ人は貯蓄を固定して、足りない生活費は借金すると聞いたことがあります。 真相不明ですが。

要するに大切なのは、目標額までは焦らず続けることだと思う。