古い記事

突然ですが、筆者たまに断捨離します。そんな中、意図的に捨てていないものの一つに、現役大学生だったころの新聞記事のスクラップ。デジタル化社会の中で、そんなものは調べれば出てくると思いますが、そこはあえてw自己満足。 

そんな中 1994年9月20日の読売新聞から、貯蓄に関する記事をご紹介。当時の貯蓄広報中央委員会の公表資料によると、一世帯あたりの平均貯蓄額は1300万円。 まあこれだけはよく聞くニュースですが、そんなにないよって言いますよね。でもこの貯蓄額って現金預金のほか、保険、年金、信託、有価証券が含まれるので、こんな平均数字になってます。

直近の2022年は?金融中央広報委員会が2022年12月に公表した、『家計の金融行動に関する世論調査2022年』の調査結果では、平均貯蓄額は、二人以上世帯で1291万円、単身世帯で871万円という結果となっています。貯蓄額が少ない順に並べてちょうど真ん中にあたる世帯の貯蓄額である中央値は、二人以上世帯で400万円、単身世帯で100万円でした。

金融資産を保有している世帯のみでの結果は、二人以上世帯で1698万円、単身世帯で1348万円。同じく中央値は、二人以上世帯で750万円、単身世帯で450万円となっています。

あれれ、減ってるや。

では、貯蓄の目的の変化はどうなのでしょう。(三項目以内の複数回答によるデータ)

1994年:病気・災害への備え 69.4%、 老後の生活資金 51.6%、 子供の教育資金 34.6%

2022年:老後の生活資金 62.8%、 病気・災害への備え 47.2%、 特に目的がない26.6%

これも時代の変化ですね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA