ちょっとした 小話

お久しぶりです。 毎日が 光のような速さで過ぎていくほど 忙しい日々を送っておりました。

今日はちょっとした エピソードをご紹介

「100人全員が、ダメだといっても その100人全員が 間違ってるかもしれないよ。」

30年前に聞いた、親子とロバの話を思い出しました。こういう古い記憶がよみがえるのは、年を取った証拠?

 ある親子がロバを売りに行きました。 するとその光景を見ていた街の人に、こう言われました。

「せっかくロバを連れているのに乗らないなんてもったいない」

父親は なるほど と思い、息子をロバに乗せました。

しばらく行くと、別の人がそれを見てこう言いました。

「元気な若者が楽をして親を歩かせるなんて ひどいなあ」

それを聞いた父親は なるほど と思い、今度は父親がロバにまたがり息子がロバを引いて歩きだしました。 また 別の人がそれを見て こう言いました。

「自分だけ楽をして、子供を歩かせるなんて、悪い親だ。一緒にロバに乗れば良いのに・・・」

それを聞いた 父親は、そうだと思い、親子二人でロバに乗りました。 すると また 違う人が、 「2人も乗るなんて、重たくてロバが かわいそうだ。もっと楽にしてやれば良いのに」 と言われました。

そこでこうすれば 楽になるだろうと 1本の棒にロバの足をくくりつけて2人で担いで歩くことにしました。

しばらくして、ちょうど橋の上を歩いていると、今度はロバが暴れだして、川に落ちてしまいました。

事実は1つなのに、捉え方は様々

すべての人を納得させることは できません。 必ず批判する人は 現れる。

自分を成長させてくれる言葉には耳を傾け、それ以外は受け流すということを、自分を守るために忘れないでほしい。

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