33年ぶり高値

このところ日経平均株価が33年ぶり高値といいますが。 そういえばついこの間まで ダウ平均株価が史上最高値とか言ってたようね。

日経平均株価の過去最高値は1989年12月29日の38,915円87銭でした。 おそらく11月までにはこの平均株価は超えてくるでしょう。 もっと早いかも?!

とはいえ、当時の採用銘柄(企業)と今の採用銘柄の時価総額、業種など違いが多すぎて(今の方が高い)なので、平均値として高くなるのは当たり前。これがカラクリなので、一概に買いとも言えないわけです。

今回の上昇は、外国人投資家による日本株への資金流入です。 個別に年初来高値を付けた銘柄をきちんと見極めてください。 日経平均やTOPIXに採用されている銘柄は必然的に買われているので上がっています。採用銘柄を買っていた方はその波に乗ってきたでしょう。もし外国人投資家が本当に日本株買い!となったら、今上昇していない個別銘柄まで買われ始めます。そうなってきたら注意した方が良いかもです。

最近「株価はどこまで上がると思いますか」といった質問が多いですが、答えは1つ。 「どこまでではなく、上がっている間はついていき、下がり始めたら売る」。

 「もう」は「まだ」なり 「まだ」は「もう」なり

しっかりと自身でルール付けをしておくことが大切になります。

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日経平均株価採用銘柄は定期的入れ替えがあります。 時価総額の大きなものを採用すれば平均株価は高くなります。

1989年時に採用されていた225銘柄も今現在残っているのは70数銘柄。すなわち3分の2(約66%)が入れ替わっており、そのころの平均株価と今の平均株価が同じものとはいいがたい。そう考えると当たり前のように日経平均4万円台も夢ではなくなってくる?!

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