今日は賃金について気になる視点から。
物価上昇、賃金上昇が報道される中、街の声でよく聞かれるのが、「大企業だけが恩恵を」ですよね。
厚生労働省が毎年発表している 賃金構造基本統計調査(令和5年)によると、企業規模別統計結果から真逆なことが分かりました。
賃金上昇率について、大企業 -0.7% 中企業 2.8% 小企業 3.3%。
すなわち 大企業が賃金マイナス、中小企業が賃金上昇が起きています。 元水準が低い中小企業は確かに上昇率が高くなる傾向であることは間違いないです。 そうしないと人が集まらないから。でも結局それって中小企業の利益の圧縮につながってしまうジレンマ。
今月実施の定額減税はおそらく貯蓄へ回るでしょう。もっと(減税分の)お金を使った人が得をする政策ないのかな。。。。減税分を使ったらマイナポイントでバック。とか。