伝えるということ

伝えるということについて、思うこと

物事には、ちゃんと言ったはずなのになぁとか 説明したはずなんだけど 相手に伝わっていないことに遭遇する場面がありますよね。 この原因って、なんだと思いますか。「伝えること」の本質を理解していないから。 結果的に伝わっていなければ、 伝えたつもり という言葉で片付けられてしまう。

どっちがどうこうではなく、どれだけズバッと、はっきり言ったとしても、相手が理解できる能力がなければ結果的に伝わらない。 伝わらないということは、伝わるまで丁寧に説明するしかない。その人のレベルに合わせて。 

それだけ手間がかかるけれども。

こちらが言いたいことの本質が見えれば、序破急(じょはきゅう)に則して伝えることができる。 序破急とは能楽でも使われている言葉で、「序」は導入部、「破」は展開部、「急」は結末部のことで、言い換えれば「起承転結」と同じ意味になります。伝えたいことの本質が分かっていれば、序破急にあてはめて整理してみると、どの場面でどう言うべきか見えてくると思います。 逆に言うと、本質が見えないまま話始めると、内容が理解できず、ただ情報をバラバラと流すだけになってしまうのかと。

言うべきことは言ったのに相手が理解してくれない と思う時は、自分が伝えたいことは何なのかを もう一度よく考えてみると良いかもしれませんね。

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