実は知られていないカラクリ

扶養控除復活や児童手当の拡充など 様々言われておりますが、財源は当然銭金。さてここで 問題。 夫婦共働きで、同じ子育て世代でも世帯所得が一番高くなる収入の部分がどこだか度存知ですか。 まあ 細かい計算は抜きとして単純に計算すると意外なことが分かります。

世帯年収が1000万円の場合

夫の年収妻の年収手取り(目安)
500万円500万円774万円
600万or400万円400万円or600万円770万円
700万or300万300万or700万760万円
800万or200万200万or800万750万円
900万or100万100万or900万741万円
1000万or0円0円or1000万円722万円

今回の改正で児童手当をもらっても、手取りマイナスになる世帯が一定数いる。

でも官僚さんたちはその部類に入らない人が多い。ましてや手取りが増える世帯だらけだ。

うまくできてますね。

一部報道では 年収900万円を超えた場合は手取りが減るそうですが、組合わせ次第で逆転現象が完璧に起こります。

新入社員教育へのモルックの導入事例

昨日興味深い事例をお聞きしました。

新入社員の顔合わせやOJT研修の際に、午前中ディスカッションをさせても、まあそれほどはかどらない。

ところが、昼休みに強制的にwモルックのゲームを導入し、初対面だろうが何だろうが関係なくチーム戦を行ったら・・・・・

午後のディスカッションがとても活発になったという事例。

今後このような企業が増えてくると思われます。。。

33年ぶり高値

このところ日経平均株価が33年ぶり高値といいますが。 そういえばついこの間まで ダウ平均株価が史上最高値とか言ってたようね。

日経平均株価の過去最高値は1989年12月29日の38,915円87銭でした。 おそらく11月までにはこの平均株価は超えてくるでしょう。 もっと早いかも?!

とはいえ、当時の採用銘柄(企業)と今の採用銘柄の時価総額、業種など違いが多すぎて(今の方が高い)なので、平均値として高くなるのは当たり前。これがカラクリなので、一概に買いとも言えないわけです。

今回の上昇は、外国人投資家による日本株への資金流入です。 個別に年初来高値を付けた銘柄をきちんと見極めてください。 日経平均やTOPIXに採用されている銘柄は必然的に買われているので上がっています。採用銘柄を買っていた方はその波に乗ってきたでしょう。もし外国人投資家が本当に日本株買い!となったら、今上昇していない個別銘柄まで買われ始めます。そうなってきたら注意した方が良いかもです。

最近「株価はどこまで上がると思いますか」といった質問が多いですが、答えは1つ。 「どこまでではなく、上がっている間はついていき、下がり始めたら売る」。

 「もう」は「まだ」なり 「まだ」は「もう」なり

しっかりと自身でルール付けをしておくことが大切になります。

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日経平均株価採用銘柄は定期的入れ替えがあります。 時価総額の大きなものを採用すれば平均株価は高くなります。

1989年時に採用されていた225銘柄も今現在残っているのは70数銘柄。すなわち3分の2(約66%)が入れ替わっており、そのころの平均株価と今の平均株価が同じものとはいいがたい。そう考えると当たり前のように日経平均4万円台も夢ではなくなってくる?!

ちょっとした 小話

お久しぶりです。 毎日が 光のような速さで過ぎていくほど 忙しい日々を送っておりました。

今日はちょっとした エピソードをご紹介

「100人全員が、ダメだといっても その100人全員が 間違ってるかもしれないよ。」

30年前に聞いた、親子とロバの話を思い出しました。こういう古い記憶がよみがえるのは、年を取った証拠?

 ある親子がロバを売りに行きました。 するとその光景を見ていた街の人に、こう言われました。

「せっかくロバを連れているのに乗らないなんてもったいない」

父親は なるほど と思い、息子をロバに乗せました。

しばらく行くと、別の人がそれを見てこう言いました。

「元気な若者が楽をして親を歩かせるなんて ひどいなあ」

それを聞いた父親は なるほど と思い、今度は父親がロバにまたがり息子がロバを引いて歩きだしました。 また 別の人がそれを見て こう言いました。

「自分だけ楽をして、子供を歩かせるなんて、悪い親だ。一緒にロバに乗れば良いのに・・・」

それを聞いた 父親は、そうだと思い、親子二人でロバに乗りました。 すると また 違う人が、 「2人も乗るなんて、重たくてロバが かわいそうだ。もっと楽にしてやれば良いのに」 と言われました。

そこでこうすれば 楽になるだろうと 1本の棒にロバの足をくくりつけて2人で担いで歩くことにしました。

しばらくして、ちょうど橋の上を歩いていると、今度はロバが暴れだして、川に落ちてしまいました。

事実は1つなのに、捉え方は様々

すべての人を納得させることは できません。 必ず批判する人は 現れる。

自分を成長させてくれる言葉には耳を傾け、それ以外は受け流すということを、自分を守るために忘れないでほしい。

超節約術

色々、筆者に関係するところで節約を考えてみました。

実行する良いこと節約金額(年間)説明
NHK年払い約2000円年払いに変更すると割引があります
Amazonプライム約1000円年払いにすると安くなります
YouTubeプレミアム契約しない約1万円YouTubeを見るときはブラウザをBraveにすれば広告なし
ATMを使わない約6000円ネットバンクを使えば振込手数料など割引です
日経新聞のタダ読み約5万円楽天証券に口座を持てば、最低限必要な情報は読める
水筒を使う約5万円コンビニや自販機をなるべく避ける
節水シャワーにする約1万円初期投資はかかるが、すぐにペイできる
薬はジェネリック約1万円そんなにくすり飲んでなければ関係ないかも
格安SIMに変える約6万円自身は家の電話やネットなどの関係で大手契約だが、家族の携帯は格安SIM
ここまでで 19万9000円(笑)

あとは・・・・あ 任天堂オンライン 毎月払いしてるの、年払いにした方が良いのですが、どうしましょ(笑)

100円玉の謎

まあ、よく考えれば謎でもないのですが、子供だましに丁度よいクイズです。 ノリツッコミで、読んでください(笑)

1枚目5グラム

2枚目10グラム。3枚目はもちろん

そう、15グラム。 

では、4枚目は?何グラムでしょうか!

このキティちゃん首がないから何か違和感だったんだw  さておき、何グラムかわかりますよね!

そう!

19グラム!! ナンデヤネン!!

5✕4は、19!!(笑)

続けて行きましょう。まあ、19+5なので、24…

順調に、足し算(笑)

はい!!5✕8=38(笑)

掛け算を教えるときに100円玉の重さでやらないこと!!(笑)

古い記事

突然ですが、筆者たまに断捨離します。そんな中、意図的に捨てていないものの一つに、現役大学生だったころの新聞記事のスクラップ。デジタル化社会の中で、そんなものは調べれば出てくると思いますが、そこはあえてw自己満足。 

そんな中 1994年9月20日の読売新聞から、貯蓄に関する記事をご紹介。当時の貯蓄広報中央委員会の公表資料によると、一世帯あたりの平均貯蓄額は1300万円。 まあこれだけはよく聞くニュースですが、そんなにないよって言いますよね。でもこの貯蓄額って現金預金のほか、保険、年金、信託、有価証券が含まれるので、こんな平均数字になってます。

直近の2022年は?金融中央広報委員会が2022年12月に公表した、『家計の金融行動に関する世論調査2022年』の調査結果では、平均貯蓄額は、二人以上世帯で1291万円、単身世帯で871万円という結果となっています。貯蓄額が少ない順に並べてちょうど真ん中にあたる世帯の貯蓄額である中央値は、二人以上世帯で400万円、単身世帯で100万円でした。

金融資産を保有している世帯のみでの結果は、二人以上世帯で1698万円、単身世帯で1348万円。同じく中央値は、二人以上世帯で750万円、単身世帯で450万円となっています。

あれれ、減ってるや。

では、貯蓄の目的の変化はどうなのでしょう。(三項目以内の複数回答によるデータ)

1994年:病気・災害への備え 69.4%、 老後の生活資金 51.6%、 子供の教育資金 34.6%

2022年:老後の生活資金 62.8%、 病気・災害への備え 47.2%、 特に目的がない26.6%

これも時代の変化ですね。

 

節約術

最近知ってから YouTubeを見るときだけに利用しているのが 次世代ブラウザ Brave 

YouTubeを広告なしで見ることができます。

YouTubeプレミアムに支払っている月額1200円 学割ならもう少し安いw

だけど年間14000円弱の節約になります。

このほか、日経新聞の機能制限はあるものの楽天証券に口座があると日経新聞は無料。

まだまだ 世の中 無駄があるかな。 探してみよう。

合理的とは~行動経済学に基づく分析~

しっかり管理していると思っている自分が、結果的に非合理的な行動をしてしまったのか。実はその行動こそが、「人は必ずしも合理的に行動しない」ということに着目した、新しい経済学の行動経済学なのです。

行動経済学とは

行動経済学を優しく説明していきますと、経済学と心理学を合わせた学問です。これまでの経済学は、人は経済的合理性に基づいて行動し、自己利益を追求する性質を持つという定義のもとに成り立っていました。個人主義者としての「経済人(ホモ・エコノミクス)」という人間像をつくり、自分の利益を最優先し、その利益を確実に得るために合理的な行動を取る、と定義されてきました。

それに反し、実は人は必ずしも合理的に行動しているわけではないのです。ついつい考えず衝動的にあまり利用しないモノを買ったり、食べ放題で元を取ろうと食べ過ぎて調子を悪くしたり、利用しないスポーツジムに会費を払い続けたり、金銭的な利益は一切ないボランティア活動を進んでしたり、このような人間の不合理さを、心理学も合わせて解き明かしてくれるのが行動経済学です。

簡単に言うと、合理的に行動する人間=合理的経済人の研究が経済学、感情や癖に従って非合理的に行動する人間=非合理的経済人の研究が行動経済学、といったイメージになります。

ノーベル経済学賞受賞

2002年に心理学者のダニエル・カーネマン氏が、行動経済学のプロスペクト理論でノーベル経済学賞を受賞し非常に注目されました。その後、2013年には行動ファイナンスで功績のあったロバート・シラー氏が受賞(彼は不動産バブルを予測したことが大変有名で、投資家の心理が一方向に傾くと、不動産バブルが起きることを研究した人です)。そして2017年にやはり行動経済学のナッジの理論を解明して、受賞したのがリチャード・セイラー氏です。

※プロスペクト理論とは

プロスペクト理論とは、不確実性の下における意思決定のモデルの1つです。プロスペクトという言葉は「予想・期待」という意味で、自分の選択の結果に得る利益や損失、確率が既知の状況において、人がどのような意思決定を行うかをモデル化したものです。人は「利益を得る場面では確実に手に入れることを優先し、損失が出そうな場面では最大限に回避することを優先する」行動心理を表しています。実は身近なところにこの行動が溢れています。

具体例

  • 今月がポイントサービスの利用期限・・使わなくては損なので損失回避のため〇〇を購入
  • 〇〇人中〇人は購入金額を無料キャンペーン・・当たって得するのではと〇〇を購入
  • 期間限定キャンペーンを開催・・期間中に〇〇サービスの利用や購入をして得を取ろう

※ナッジ理論とは

ナッジの直訳は「ひじで軽くつつく・後押しをする」といった意味があり、ナッジ理論は、ちょっとしたきっかけを与えて人々の行動や振る舞いを誘導・促すことで、「人のココロや動きを操る魔法」とも言われています。禁止したり強制したりするのではなく、望ましい選択をするように自然と誘導されている行動で、実は身近なところにこの表示が溢れています。

具体例

  • 飲食店の本日のおすすめメニューやカロリー表示・・商品に期待でき、体にも良いので注文
  • レジなど並ぶ場合、社会的距離を保つための足あとマーク・・位置がわかり、並びやすい
  • 本日はポイント〇倍付くキャンペーン・・特別得な日と思い、ついつい訪問し〇〇を購入

具体例だけでも行動経済学を身近に感じませんか。冷静になって考えると、「今まで得と思って行っている行動は、実は損を招いているかも」です。

だまされやすさを測る心理傾向チェック

消費者庁が作成している「だまされやすさを測る心理傾向チェック」でココロの弱さを診断してください。A~Cコースそれぞれ5問で合計15問、行動経済学にもつながる質問になります。心理傾向チェックの合計点が高い人ほど、安易に購入・契約する割合が高く、各コース14点以上は下記の注意になります。

  • Aコース・・・勧誘者の信じすぎに要注意
  • Bコース・・・売り口上の信じすぎに要注意
  • Cコース・・・自分の欲しい衝動に要注意

どうでしたか?自分の心の弱さを知っておくことが、後悔や損をしない人生の第一歩につながりますが、裏を返せば、業者側は、今後ますます行動経済学を使って、消費者のココロの癖や弱い部分を攻めてくることが想像できます。経済活動を行う上で、より一層行動経済学を意識することで、損することを減らし、得することにつながり、間違った判断や相手の思う壺にはまることを防げることでしょう。

私事ですが、原稿依頼日から締切日まで余裕があったのに、結果的には焦りも加わり、ギリギリ提出になりました。人は目の前の楽しみを優先して、仕事は先延ばしにしてしまう、行動経済学では、「現在バイアス」という事象です。私も完全な非合理的経済人です!

お金では買えないもの

お金があれば 家を買えるだろう

 でも 家庭は手に入らない

お金があれば 時計が買えるだろう

 でも 時間は手に入らない

お金があれば ベッドが買えるだろう

 でも 睡眠は手に入らない

お金があれば 食べものが買えるだろう

 でも 食欲は手に入らない

お金があれば 病院に行けるだろう

 でも 健康は手に入らない

お金があれば 保険に入れるだろ

 でも 安全は手に入らない

問題の本質は、多くのことが お金では、手に入らない ということである。物質的豊かさは、お金では買えないということである。